acosta!の不手際に思う街おこしイベントの今後

はじめに、お話のテーマはこれ。
【アコスタ炎上】コスプレイベントでマナー違反多数!刀所持、血糊、動画撮影、公園使用申請漏れで警察沙汰

この日は行ってないので実際どうだったかは知らないです。
ただコスプレ系SNSにあるコメントとかツイートとかを読んで思う事は

許可とってないからどうのって事自体にフォーカスして運営批判してるレイヤーいるし、
イベント公式もそんな謝り方してるんだけど…

それが間違いとは言わないけど、コスプレイヤー側もacosta!(アコスタ)側、
どっち側に対しても「そういう気持ちをまずそこに向けるんだ?」って違和感はあります。

「気持ちを向ける方向」に違和感。

本当に迷惑したのは誰?

当日参加してなかったけど、アコスタ側もレイヤー側も含めて、
全体のマナーが悪かったって話だよね?

当日にマナー違反した人間やアコスタスタッフの特定が問題解決になると思えないし、
とりあえず俺がアソコに住んでる善良な一般市民だったらイベント運営とかレイヤーとか関係なく、まとめてひっくるめておこだと思うんだよね。

事務手続きのミス

アコスタさんもまずレイヤーじゃなくて街の人にごめんなさいすべきと思うし、
「使用申請漏れ」っていうのは火に注いだ油だったって話だよね。
(とんでもない油だったとは思うけど)

※公式サイトより、現在(イベントから一週間後)に書いてあるホームページの説明文。
確かに金づるになるお客様じゃないけど、街の人に一言あってもいいんじゃないかなって。
20160219

街おこしイベントをやる団体に求めるコンプライアンス

誰かを犠牲にすれば済むとは思わない。―acosta!(アコスタ)の運営体質に対する意見

コスプレ文化の牽引役として、こういうイベント主催団体さんには尊敬している。
自分ができる協力は惜しまないつもりだし個人的には実際参加費倍額位でいいんじゃん…て思うんだけどね。

ただ、acosta!(アコスタ)さんってみんなが恐らく知らないところで以前にも問題起こしてて、
最初「女装禁止」だったんだよね。
読んでる人はきっとあんまりイメージできないと思うけどこういうコスプレイベント業界って一部のスタジオやイベントで「女装禁止」って慣例があって、
それについては短くまとめたいので知りたい人はこの辺のまとめみて下さい。
acosta! の唐突な女装者入場不可通知問題のこれまで と 各方面の反応
※個人的な意見としてはこのまとめ方は気に入ってないけど、気持ちは分かるけど「不快感」ってキーワードは主観的でルールの根拠にするのはまた蟠りを産みそうな気がします。

例えばプリクラコーナーの男性のみお断りとか
コスト面・防犯面その他いろいろあってそういう規制を店舗が設けるのは分かるんだけど、
豊島区が共催しているイベントで、公園という公共の場所を使うイベントが、
こういうルールを設定したらいけないだろっていうのは普通わかるだろ…というか分かって欲しかった。

この時も、何があったか知らないけど、
一度“参加可能”と告知して当日参加した女装レイヤーを当日更衣室に閉じ込めた(※)んだよね。
※女装コスプレをしたままの状態で更衣室の外へ出る事を禁止したという事。

これ怒るの当たり前だろ…っていうか怒らないのかと思ったのかよとは問いたい。
コスプレという【文化】を牽引する団体としての社会的責任コンプライアンスうんぬんもそうなんだけど、
今回の件も含めてリスクマネジメントが下手くそっていうか、
本当に怒ってる人とか問題の本質を見抜く力が足りないなぁ…と思う。

acosta!(アコスタ)に今後期待すること

まぁ、それでも僕はコスプレという文化はアコスタさんを含め多くの企業が金になることに気付いちゃったし、レイヤー人口増えすぎたし、
同人界隈で言うところの「陰でコッソリ」はいいか悪いかという議論はおいておいて
もうできなくなると思っています。
先駆者の受難であると思うが、応援しているので文化の為に頑張って言ってほしいです。

おわり。

OTAKUSUMMITシンポジウム「オタク新世紀宣言」を聞いてきたよ

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日曜日はコミケットスペシャル6、“OTAKU SUMMIT”に行ってきました。
…と言っても土曜日お酒弱いにもかかわらず飲み会の後にクラブ行って
アルコール度数70%位の酒を何度も乾杯して当日しばらく動けなかったので
14時過ぎに到着の超重役出勤でしたが。

という訳で今回はコスプレはスルー、展示をさーっとみて
メインはコミケットスペシャル(オタクサミット)のグランドフィナーレイベント、
OTAKUSUMMITシンポジウム「オタク新世紀宣言」』を聞いてきたので
今回はその辺のお話を中心に。

OTAKUSUMMITシンポジウム「オタク新世紀宣言」

結論から言うと、これだけの為に来てもよかった位興味深い話でした。
オタク新世紀宣言」はオタクを通して世界の相互理解を深めていこうという趣旨の宣言。
書いてる人はコスプレイヤーなのでコスプレ絡めて話したいと思います。

世界のオタクイベントの独自発展

まずはシンポジウムではまずはイタリアとブラジルのオタクイベンターの方の話を聞きながら、
世界のオタクイベントの現状についてのお話。

印象に残ったのは世界のオタクイベントとオタク達の熱さ
何故こんなにもオタクイベントがイタリアで人気が出ている理由は何ですかという質問があって、
それに対するイタリアのオタクイベンターの方の回答。
通訳の方は「距離が遠いのにも関わらず人気が出ている。」というような訳をしたと思うけど、
恐らくその訳は間違ってないのだけど「関わらず」っていうのはニュアンス少し違ってて、
正確には「その距離の遠さも理由のひとつだ」と彼女は言いたかったんだろうと思います。

ここで何を言いたいかというと世界のオタクは熱いという事。
お話に合ったように翻訳が無ければ自分で翻訳するし、
「先輩後輩」っていう社会的概念が分からないければ自分で調べる。
地理的・もしくは文化的に距離が遠くてもそれが楽しみの一つになるくらい熱い人たちなんだと思います。
未だカウンターカルチャーであるからこそのハングリー精神とかたくましさが、
世界のオタクイベントにはあるような気がしました。

そんで、次項はこれにコスプレの話を絡めます。

オタク新世紀宣言:コスプレはどうなの?

まだ生まれてないのであんまりにわかの知識で語る訳にもいかないのだけど、
1982年の「アニメ新世紀宣言」は作り手とファンが共鳴をするという趣旨の宣言。
そして今回の「オタク新世紀宣言」が作り手とファンと、世界中のファンが共鳴し相互理解を進めていこうという趣旨の宣言だと、僕は理解しました。

じゃあその「オタク新世紀宣言」に対して日本のコスプレはどーなのよ?…って話。
ひとりのエンジョイ勢な底辺コスプレイヤーから言わせてもらえれば、
殊コスプレに関しては、その段階に達するにはまだまだ相当な努力が必要な気がします。

現状コスプレコミュニティには作品にはないカップリングやストーリーのコスプレ写真。
いわゆる「ねつ造写真」をとる事への批判だとかがあったり、
他にもキャラクターのイメージを損なうコスプレ、
例えば気持ち悪い女装を拒絶するイベントやイベンターがあります。

[関連記事:奈良ものがたり観光実行委員会イベントの差別的な対応に疑問]

彼らの気持ちが全く理解できないというつもりはないけれど、
もう少し発信者と我々ファンが共鳴し合ってもいいんじゃないかなと思いました。

「アニメ・ゲーム」をそのまま、自分で考えもせずに受け入れて、
イベンターの作るルールに対しても何も考えずに回れ右。

もちろん僕も原作者は神だと思ってますが、
それでも日本のコスプレってその辺がどうも閉塞感が漂ってるっていうか、
どうも「作り手」と「受け手」の主従関係が凝り固まってしまっている。
これが完全に悪い事とは思わないけど同人的な相互理解が進んでいない気がするし、
ファンが一方的に何も考えずに思考停止で作品を消費するという「アニメ新世紀宣言」以前の考え方のような気がします。

コスプレを同人文化として捉えて言えば、
1982年の「アニメ新世紀宣言」以前のレベルのような気がしてならないわけなのですよ。

コスプレをしている人って若い人たちが多くて、
彼らにとってもうアニメ・漫画はカウンターカルチャーじゃないんですよね。

僕らが中高生の頃でさえもう既にクラスの半分はオタクだったし、
今の中学校のお昼の給食放送でかかるのは半分くらいボカロ曲、
朝の読書時間に読んでる本はは「僕の頭の上に電球が灯った」みたいな
マンガ的な表現が使われてるライトノベルばっかり。
塾の先生をしてた頃の生徒はオタクしかいなかったですよ。

レイヤーの中ではすっかりオッサンどころかお爺さん枠の僕だって1982年は生まれてない。
アニメ新世紀宣言」を知らない自らの無理を白状させて頂くと、
未だ【表現の自由】とか【同人】に対して知識が少なく、あまり考えてない。
別にそんなこと考えなくてもする取れる場所にアニメもゲームも漫画もあるんですよ。

つまりこの宣言の趣旨である、
“作り手”と”ファン”と“ファン”の間に網の目のようなネットワークと相互理解を築こうという以前に
僕ら若い世代は”作り手”と”自身”の間のネットワークさえ脆弱で、それはただの一方的な主従関係で終わってしまってるし、僕らにとってオタク文化は一生懸命移動したり翻訳したり調べなくても手に入れるもので、
その世界は常に飽食で世界の熱いオタクたちのようにハングリー精神を産み出すキッカケやエネルギーにはならないんですよね。

そんな飽食の世界には表現の自由とか同人に対して、
オタク文化が成熟し脱カウンターカルチャー化してしまった日本だからこそ抱える問題があって、
「オタク新世紀宣言」に伴って新しく発足したIOEAのリーダー気取りでいたら
あっという間に日本のオタク文化は衰退してしまうかもしれないですね。

最後に:今回一番共感したこと。ガン○ムだって呼べる。

「オタクが集まれば世界平和だって出来る。」っていうのは実は僕も結構常々思ってて、
世界が危機に瀕したときもオタクがその場所に集まってればロボット呼べるんじゃね?
…とか割と本気で思ってる。

オタクコスプレは本当に人と人との相互理解を進める大きな力になると思ってます。

おわり。

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ポティロンの森でやるコスプレイベントが面白そうなので個人的まとめ

今日は終日雨だったので朝からTwitterを眺めてたんですが、
関係ないですが雨の日の休日って神様公認で「休んでいいよ。」って言ってくれている気がするので、
体力ケージの回復がはかどりますよね。

…閑話休題。

そんな今日3月1日ですが、
友人たちのうち何人かがコスプレして「ポティロンの森」というところに言っていたらしいんだけど、
ポティロン?ティポロン?…とにかく、
ここが面白そうなのでネットで集められるような情報を集めてみました。

3月1日に行われたポティロンの森でのコスプレイベントについて

今回のイベントの主催はBootyさん。
都内在住なのでBootyさんはスタジオのイメージが強いのですが、
コスプレイベンターさんとしてはかなり大きなところ。
今回は恐らく悪天候のせいで期待していたよりは少し残念な結果になってしまったかもしれませんが、
次回開催あったら嬉しいな。

交通アクセスについて

JR常磐線牛久駅東口からタクシーもしくは車で30分。
電車で行くのはかなり手間がかかりそうです。
車運転できる人がいないとツラいかも。

ちなみに友人のアーカイブのつぶやきによると、
駐車場は年間利用が出来て500円らしい(未確認)。

年間利用って…
車で行けばすっげーお得感にあふれている気がします。

ちなみに「ポティロン」とは仏語で「かぼちゃ」の意味。

【参考リンク】

さて…夜ご飯何にしようかなぁ(´-`)

奈良ものがたり観光実行委員会イベントの差別的な対応に疑問

奈良ものがたり観光実行委員会の対応がどうも差別的な感じがする。

奈良ものがたり観光実行委員会というところの奈良アニメメディア祭の一連のアナウンスに何だか不愉快。奈良市と天理市という地方自治体の後援を受けている団体が主催するコスプレイベントなんだそうですが、一部の人たちへの待遇が差別的で間違っているんじゃないかという話です。
ただの女装禁止ムキーという話ではなくて、オタク文化に関する話を絡めてるので興味のある方はもう少し読んで欲しいです。

疑問に思ってるのがこの奈良ものがたり観光実行委員会の「女装禁止」に関する文章。
以下に引用します。冗長にしなくても1行でまとめられるの内容なのですが要約すると,

女装してる人の中には犯罪者がいます。
だから女装している人は全員来ないで下さい、拒否します。
」という事。

以下本文まま引用:

男性の女装禁止についてのご案内

誠に申し訳ございませんが【奈良公園ウィンターコスプレフェスタ】では、男性の女装を禁止とさせ
ていただきます。
男性の女装について、奈良アニメメディア祭りでは、性的マイノリティーや性同一障害に関して偏見な
どございません。
また、個人で女装を楽しむことは、自由だと考えております。
しかしながら今イベントで禁止にせざるをえない理由を、下記にご説明させていただきます。

1.トイレの問題
男性が女装をして女子トイレを使用するトラブル・犯罪の未然防止。
男性が女装のコスプレをしたままでトイレを利用される時、男性は男子トイレを利用されると思
いますが、女装をしたまま男子トイレを利用されると、トイレを利用する、他の男性のお客様は
女性と間違え誤解を招く恐れがあります。
共催イベントである「なら瑠璃絵」会場及び、奈良公園周辺のトイレは一般の方との共有スペー
スになりますので、当イベントを知らない方は特に誤解される恐れがあります。
上記のように、男性が女装をして女子トイレに入れる環境が作り出されてしまいますので、それ
を悪用する方も出てきてしまう恐れがあります。

2.更衣室の問題
男子更衣室で女装に着替え、そのまま女子更衣室に入り、着替えを覗く・盗撮するトラブル・犯罪の未然防止。
純粋に女装を楽しみたいという方は大勢いると思いますが、ごくわずかの心ない人がコスプレを悪用し犯罪を犯してしまう環境づくりを、
未然に防がなければなりません。
また男性の中には、とてもきれいな女装をされている方もおられるので、スタッフが女性か男性なのかを判断をするのが難しいという現状もございます。

【奈良公園ウインターコスプレフェスタ】は奈良公園一帯を会場としているため、他地域の野外コスプレイベント事情を参考・考慮しイベントを実施させていただいております。
犯罪行為(覗き、盗撮)の防止という点を考慮するにあたり、現時点では犯罪のための完全な対応は不可能であり、男性の女装参加を解禁する対処は困難です。
コスプレイヤーの皆様には、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

奈良アニメ メディア祭/奈良ものがたり観光実行委員会事務局

この内容にとてつもない違和感を覚えます。

1:トイレの問題に関しての反証

「他の男性のお客様は女性と間違え誤解を招く恐れがあります。」

トイレや銭湯の清掃員ってほとんどが女性だと思うので、
むしろこういうの男性の方が慣れてると思うんですけどね。
もちろん清掃員の方はプロなので比較は出来ないとは思うけど、
しかし「男性の女装」が「女性の男装」に比べて特別になるというのは納得できない。

むしろ仮に奈良ものがたり観光実行委員会のイベントの周知がうまくいかなかった場合、
バリバリに男装キメてる女性が女子トイレ入る時(つまり男性が女子トイレに入ったと誤解される恐れのあるとき)の方がイレギュラーが起こりそうな気がするのは僕だけだろうか。

文章の内容が薄っぺらいというか、禁止ありきで文章をこねくり回しているように見えて仕方がないです。

2:更衣室の問題に関しての反証

こちらが多少なりとも奈良ものがたり観光実行委員会の狡猾にみえてしまう点というか、
彼らの私利私欲を感じ取ってしまいそうな点なのですが、

確かに犯罪の可能性はあると思うしそれを防犯する義務があると思う。
ただ…もう少しこれは何とかできなかったのかなぁ。

花火を持ち込むなとかバーベキューをするなとか、そういうルールは分かる。
このルールの何が問題かというと
公園という公共の場所に、
全く同じ格好をして全く同じ行動をとってる人間が、
性別の違いだけで入場出来たり入場できなかったりするというルール

これを、
天理市と天理市観光協会の後援を受けた奈良ものがたり観光実行委員会が設けているという事。
公園という公共の場で開催するイベントで、
天理市と天理市観光協会が後援をしているイベントが、
仮に事情があるにせよこんなルールを設けたことは残念です。
この制限が公共の福祉の範囲内なのか、甚だ疑問です。
これは対策は出来ると思うんですよ。

彼らは(多分ですが)、天理市とか天理市観光協会から助成金をもらってるんですよ。
いや…仮に助成金もらってなくても、

アーカイブの参加表明人数(2月21日時点)
2015年2月13日 11人
2015年2月14日 22人

分かりますよ…アーカイブの参加表明数<<実際の参加人数ってことくらい。
でも… それを鑑みても大した人数じゃなかったと思うんだけど捌けなかったのかな。
自治体から後援をもらってる割には奈良ものがたり観光実行委員会の能力は低すぎると思うんですよね。

この人数じゃ列整理とかも必要ないはずだと思いますし。
男子更衣室担当をたった一人置いて何とか防犯出来ないの?って思う。
もちろん培ってきたノウハウや規模が違うのは分かるけど、
何百倍規模の中で女装レイヤーを受け入れている真面目にやってるイベンターさんがある。

奈良ものがたり観光実行委員会が天理市と天理市観光協会をどう口説いたのかは謎ですが、
ここまでこぎつけたんならあと助成金1万円多くもらって男子更衣室担当1人雇ってほしかったなぁ~、もし助成金もらってないならその旨を掛け合って助成金1万円もらって男子更衣室担当1人雇う事は出来なかったのかな。もし出来ないとか突っ返されたんなら天理市と天理市観光協会にも責はあると思うけど。。。

このイベントが天理市・天理市観光協会の後援によって行われている点

そう、何よりも問題なのはこのイベントが天理市と天理市観光協会の後援によって行われている点。
コスプレで街おこしをしようと思ってくれたのは非常にうれしいのですが、
天理市や天理市観光協会はブレインとして頼る人間を間違えたんじゃないかと思うんですよね。

「コスプレ・アニメ・オタク」と「街おこし」の架け橋になるには 奈良ものがたり観光実行委員会(奈良アニメメディア祭)は現状少し…いや大分勉強不足だと思います。
単純にこういうアナウンスをして悲しい気持ちになる人間がいるってリスクを予想できなかったのかな。たとえ禁止は仕方ないとしても、少なくとももう少し誠意のある丁寧な説明の仕方があったはず。

例えば、

以下引用:

男性の女装禁止についてのご案内

誠に申し訳ございませんが【奈良公園ウィンターコスプレフェスタ】では、男性の女装を禁止とさせ
ていただきます。
男性の女装について、奈良アニメメディア祭りでは、性的マイノリティーや性同一障害に関して偏見な
どございません。
また、個人で女装を楽しむことは、自由だと考えております。
しかしながら今イベントで禁止にせざるをえない理由を、下記にご説明させていただきます。

分からない人のために説明をすると、
女装コスプレ」と「性的マイノリティーGID」は全然違います。

まずコスプレの世界では女装や男装は当たり前に行われているという事。
もちろん「男装しかやらない/女装しかやらない」って人も沢山いるけど、
非常に多くの多くの女性コスプレイヤーは女装も男装するし、男性コスプレイヤーは女装をします。

男装する女性レイヤーのほとんどは性的マイノリティーや性同一性障害ではないし、
女装する男性レイヤーのほとんどは性的マイノリティーや性同一性障害ではないです。

コスプレイヤーじゃなきゃイメージが湧かないかもしれないけど、
これはコスプレイヤーの中では自明のことで
千歩譲って奈良ものがたり観光実行委員会がこのことを知らなかった(つまり悪意がなかった)としたら能力不足甚だしい気がするんだけど、
それでもわざわざコスプレイヤー用のレギュレーションの中で、
「性的マイノリティーや性同一障害」を引き合いに出しているのはなんでだろう。

もちろん「GIDの方は特別な更衣室を用意するのでご相談下さい。」みたいな事を特筆してくれている素晴らしいイベンターさんもいるんだが、
奈良ものがたり観光実行委員会は真逆なんですよね。

要するに彼らは要するに性的マイノリティーであろうとGIDであろうと排除するって言っている訳で、奈良ものがたり観光実行委員会が、公園から彼らGIDを含めた女装を排除しようとしているのだから、コスプレイヤーというか社会人として文句を言いたい。

現場にはいなかったので実際どのような運用がされていたのかは分からないですが、
仮に当日奈良公園がそういうような状況になっていたのだったら
奈良県や天理市に住んでて税金を払ってる性的マイノリティの人たちは怒っていいと思いますし、
それをもし天理市と天理市観光協会が認めてるんだったとしたら
コスプレ」とか「コスプレ街おこし」とかいうレベル以上の問題で由々しき事態だと思います。

追記1:ちょっとだけコスプレの無駄話。

もしこんなネットの辺境の地にまで辿り着いたコスプレイヤーさんとか、コスプレで街おこしをしようとしている自治体の方がいらしたとしたら少しだけ聞いてほしいのです。

私たちがどこかの街の活性化の役に立つことが出来たらそれはとても光栄だと思います。

その際、もし地方自治体にそのノウハウがない場合はブレーンとして誰かの協力を得たり、
同じような前例を参考にするのだと思います。
その時はくれぐれもこういう自称ブレーンに騙され内容にしてほしい。
だって奈良ものがたり観光実行委員会の制定したルールは明らかに間違ってる。
公共の場で同じことをしているのに誰かが許されて誰かが許されないというのは変だし、
ましてやコスプレに全く関係ない性的マイノリティの方を公共の場から排除するようなルール。

冷静になってみればこの酷悪なルールが自身の利益しか考えてない事がわかるはずですし、
それはもう街おこしとしてどうかとかではなくて社会の在り方としておかしいと思います。

追記2:なんのアナウンスもなく削除するのも悪い。

該当ページは特にアナウンスもなく削除されたみたいです(2月23日確認)。

もし本当にこういった人たちに謝罪する気持ちがあるのなら、
文章はいつまでも残しておいて欲しいし、消した意味が全く分からない。
もしルールに対する批判を受けて消したのならなおさら許せない。

奈良ものがたり観光実行委員会の色々な人の心を踏みにじってそのままにする酷悪な態度は不快だし、何より許せないのは今地方自治体とコスプレのコラボレーションってとても増えていて、ノウハウのない地方自治体は必ず過去のこういうイベントを前例として参考にすると思うんですよね。

だからこの問題って奈良ものがたり観光実行委員会だけの問題ではないと思うんですよ。
こんな醜悪なルールがどこかの新たな地方自治体の「街おこし」の前例になっては決してならないと思う。前例が少ない故、この奈良ものがたり観光実行委員会のイベントが参考にされる確率は高いと思うけど、街おこしを考えている地方自治体は決してここで間違えてほしくないと思います。

追記3:女装コスプレという問題だけにしたくない

TPP交渉等の問題でも叫ばれてると思いますが、
僕らのような作品のファンが一番向き合っていかなくてはいけないのが表現の自由とその制限だと思うのです。

やっぱり理想なのはルールは最小限にするという事。
もちろんイベンターさんはコスプレイヤーを守るためにある程度のルールは作るべきだと思う。
ただこの奈良ものがたり観光実行委員会が作ったルールは
明らかにコスプレイヤーを守るためのそれではなく私欲にまみれたものだと思います。
1000歩譲りそうでないとしても地方自治体から助成を受けてあの程度の参加人数をさばくのに
こんなルールを作らなくちゃいけないのだったらその能力不足は甚だしいと思います。

追記4:そんな中、コミケットスペシャル6に参加して思ったこと

ちょうど同じ時期に、OTAKUSUMMIT(オタクサミット)/コミケットスペシャル6に参加させて頂いたのですが、
そこで宣言されたオタク新世紀宣言というものが素敵だなと思いました。
表現の自由を尊重するコミケットの思想には頭が下がる。
同じ同人文化としてコスプレもこれに追随していってほしいなと思います。

「奈良公園サマーコスプレフェスタ」で女装禁止されてる事に関して問い合わせてみた (いろきゅう.jp // Programmable maiden traumend ~夢見るPG~)

奈良アニメ メディア祭 というイベント内で、奈良公園サマーコスプレフェスタ というイベントがあるのですが、案の定 女装禁止 というルールがあります。 非常に残念です。
で、このイベント 「奈良公園==県管轄の公園内」で 且つ 「奈良県後援」 のイベントです。
県が差別的なルール採用してるイベント支援しちゃうのは問題なのではないかと思いまして、問い合わせました。

奈良ものがたり観光実行委員会の女装禁止ルールに疑問・意見を持つ方々 Togetter

奈良ものがたり観光実行委員会の女装禁止ルールに関する疑問・意見を、善し悪し関係なく少々ズレ気味なのも含めて「抽出」しました

奈良アニメメディア祭の差別的な対応に疑問―続き・補足