ゲームショウに行ってきたよ日記。(TGS2024)

各ブースの感想。

NIKKE

  • お尻にいろいろ詰め込んでる
  • NIKKEのラプンツェルのコスプレでTシャツチャレンジ(失敗)

最初の目標で更衣室の早朝開放使ったのにTシャツもらえなかった…💦
終始列ヤバかったので速攻捌けたか、ニキに沢山写真撮ってもらったにも関わらず、
「Youのブリジ○ト、veryCuteだよ」と褒められたから私のコスプレクオリティが低くてNIKKEコスだと認識されなかった可能性も微レ存。

オジサンながらに体のラインは女性的に見えるように頑張ったんだけど…、
しかしフードつけると面長がさらに面長~~~!! ∩(^o^)∩

列整理については、現場のスタッフさんは十分に頑張ってた印象。
終日、(立ち止まるよりかは全然いいけど)少なくとも近辺を回遊魚みたいにグルグル回ってないと恐らく待機列に入れない感じなので、ここでじゃあ他の人に迷惑にならないように別の場所で待っていようみたいに清らかな性格の人は今回は待機列にすら入れなかったと思う。

私も最初の状況把握できてなかった時から数えたら4回くらい失敗しましたが、現場スタッフの対処対応に限定するならアレで精いっぱいだったと思うヨ…。
少なくともブースや待機列の確保みたいな戦略やプロジェクトレベルでの大元の対策、もっというならTGSでの混雑対策が必要だろうなぁ。

でももらったタオルふかふか〜🥰&デザイン可愛い💞

パルワールド

  • オコチョ&モモチョ
  • ゾーイのコスプレイヤーさん&モコロン

こっちもTシャツ欲しかったー!!
売ってくれー!!!!
スタッフさんもブースもとてもよくてホスピタリティ高かった✨

お疲れツッパにゃん…。

FF14

吉Pさんめっちゃ長い間登壇されてた…マジでお疲れさまなんだよ…これからも頼みます。
ちなみに私のFF14は恐らく仕事がひと段落する11月中旬に再開予定です。

モンスターハンターワイルズ

  • モンスターハンターワイルズ
  • アルマのコスプレしてるコンパニオンのお姉さん

試遊台は入場時の時点で整理券がもうなくなってました( ◜▿◝ )
今回は竜撃砲ぶっぱと太刀が楽しそう!!
私はボウガン使うことが多いのでボウガンの立ち回りも増えたらいいなー。
コスプレ衣装への着替えを終えたのが8時位、それから移動したらちょっと身だしなみ整えたりして9時前には一般の最後尾についたかな…それじゃダメでした。試遊台もめっちゃ用意されたのに…これはもう仕方ない。
アルマのコスプレしてるコンパニオンのお姉さんがむっちゃ可愛かった。

これスマホのノーマルカメラで撮影させて頂いただけなんすよ…。

デッドライジング(リメイク)

この店長気になってたんだよね。
ぶっ飛んでて好き。

インフィニティニキ

インフィニティニキは試遊もできたので色々貰いました…!!
実はミラクルニキやってたんです…美少女になってオシャレするのが小さい頃からの夢なんです…。
あと原神のエンジン積んでるらしいってのも気になってたんですが、予想以上に原神でしたが、、、えっ?、スキンを自由に変えられる原神とか神ゲーでは??
滑空がもうちょっと速度ついたら楽しいかなー。
肝心のコーデバトルまでは進めなかったんだけど、クラフトメインでバトルの無い平和な原神になるのか血で血を洗うコーデバトルが始まるのか…

最終防衛学園

ダンガンロンパの小高和剛さんとか小松崎類さんが関わってるゲーム。
絶対自分か味方の命を引き換えに…みたいな選択を迫られるヤツ。
こう言うの絶対好き。

まとめ

本当は土曜日に行こうと思ってたんですが、他の予定が入る可能性もあってチケット購入は直前でいいや…と思っていたら売り切れ。
毎回同じようなぐうたらムーブかましていたんですが、売り切れで買えなかったのは初めての経験だったかも。
開場は非常に混雑していました。コロナ禍などでゲームプレイ人口が増えたりしたんでしょうか?

かくいう私もずっとゲーマだったんですがお仕事はじめてから据え置き機でゲームをすることは少なくなって、コロナ禍がきっかけでSwitchやPS5を買った感じだからなぁ。

仕事が多すぎてしばらくゲームから離れてしまっていたけど、これからは沢山やっていく予定( ◜▿◝ )

戦利品

映画版「DEATH NOTE」の月パパのセリフが好きだって話。

おはよー!!、今日(9月13日)は「法の日(世界法の日)」だそうです。
ところでわたしは『DEATH NOTE(金子修介監督.2006年)』という映画で夜神総一郎(夜神月のパパ)の言ったセリフが好きです。

「法律は完全じゃない、作った人間が完全じゃないから完全であるはずはない。だが、正しくあろうとした人類の努力の積み重ねが法律だ。」

…わたしはこのセリフにしびれちゃいました><;
中二病を患ってた時に「法律は強者が作ったもので弱者を救えない」って強く考えてしまって、その後遺症がしばらく続いていたんですが、このシーンをみて少し考えを改めるようになりました。

このシーンはアニメだと有名な「粉バナナ」のシーン。
「DEATH NOTE」はわたしの周りの年齢(?)では知らない人はいない位の作品なんだけど、今は知らない人も多い作品ですよね💦
ストーリーを簡単に説明すると天才的な頭脳と正義感をもつ、藤原竜也さん演じる主人公が世の中に絶望して、偶然手に入れた人の死を操れるという超人的な力のあるノートを使って世界を変えていこうとする話です。
主人公は独善的で人を紙屑のように捨てていくダークヒーローなんですが、一方で純粋に世の中をよくしていこうとする正義感を持っています。

ただ正義は対立する側にとっての悪とはよく言ったもので、そのジャッジを絶対的な権力者である主人公ただ一人の感性に委ね、加えて人の行動を恐怖で支配する…というのはひどく歪んだ状態ですが、一方で彼はこれまでの世の中では救う事のできなかった多くの弱者に救済を与えます。
正にカリスマ的リーダーシップが持つ悪魔的な魅力を体現したともいえる主人公です。

法律という仕組み故の慎重さとスピード感の無さに対する絶望は、世の中の誰もが感じたことがあるはずですし、自分がその被害者だと思っている人も沢山いると思います。
わたしは昔、いじめとかそういうのが身近だった時期があって…今泣いているそういう人たちを救えない法律というものに大きな不満を持っていました。

これに対する答えは難しいですが、わたしは冒頭の総一郎(主人公の月のパパで、刑事さん)のセリフ、特に「人類の努力の積み重ね」というところにとても感化されました。
確かに法律の始まりは強者が弱者をコントロールするためであったかもしれませんし、今でのそういう部分はあるのかもしれません。
だから完全ではないんだけど、ここで築き上げてきたものを全否定するのはもったいないかな…と。
どうしようもない悪人を法律で守る必要があるのか…というテーマは、同じく藤原竜也さんが出演されていた「藁の楯」でもありましたよね。
こっちはもっと胸糞な感じなんですが…そう言うの好きな方はこちらも是非。

そしてこの「DEATH NOTE」は原作のマンガも面白いし、実写映画版もとても面白いので是非。
ただマンガなのに文字が多くてちょっと疲れます…(:3 」∠ )

加えて、賛否が分かれますが、ドラマ版もわたしは擁護派です。
原作及び映画では主人公のカリスマ性が強調されて粉バナナ(終盤のシーン)まで【人間味】というのは余りないのですが、ドラマ版は頭がいい(?)だけの大学生が大量破壊兵器手に入れちゃった感があってデスノートの持つ悪魔的な魅力や怖さを強調する内容になっていて、デスノートを手に入れちゃった【人間】が陥る狂気というものが上手く表現できていると思います。
(もちろん原作の魅力がベースですが)個人的には良アレンジ(別バージョン)になっている作品だなと感じました。

名前だけ聞いたことある…って方、よければ。

話しはそれますが、「スピード感の無さ」の解消策として、いよいよ司法へのAI導入というのが現実味を帯びている気はしますよね。(NIKKEのエニックみたいなヤツ)
判例主義に立てばインプットとアウトプットに限界がある人間よりも、そこをコンピューターに任せる事の優位性や公平性はあると思いますが、やはり理解できないものや未知の者への恐怖といいますか…やっぱなんとなく怖いと思ってしまいますよね。

AIは集合知の結晶であるとも思いますが、とくにわたしはなんでも擬人化しちゃうような性格なので「なにか強大な権力を持つ1つの個体」みたいなイメージを抱いてしまう気持ちも分からんでもないです。
「AIが支配する」…というとひどく語弊があると思いますが、これからどういう世の中になっていくんでしょうね( ◜▿◝ )

それでは、みなさま今日もよい1日を。

今さらだけど、『2.5次元の誘惑』を読みました

めっちゃ面白いなコレ。
―以下、感想。

僕は「愛がある」って誉め言葉は好きだけど「愛が無い」って批判は嫌いで、だって「愛」って数値化できないしベクトルも人それぞれだし…そもそも主観じゃないですか?

他人の愛を測れる物差しを持っている人間なんてどこにもいないので、僕はこの「愛が無い」って感想は批判はもとより批評のレベルにすら達していない、叫びみたいなものだと思ってるんですね。

この叫びを深く理解してて、かつエンタメ化できている作品だなと思いました。
主人公達が次々と対峙していくのはよ一般のレイヤーが「愛が無い」みたいなこと言って批判の矛先を向けている有名レイヤー、或いは自分の事を「愛が無い」と思い込んで暗黒面に堕ちたとされるレイヤー達で、10年間コスプレやってた自分からしてもここの解像度がバリ高いです。
この悪役たちが魅力的過ぎる。

僕のコスプレ人生は夜姫さんのアンチやってた顔文字絵描き歌みたいな顔のコスプレイヤーみたいな【持たざる者】みたいな感じで過ごしてきた10年間だったんですけど、
この「愛が無い」って批判の成分、そういう思想に引きずり込んでくるヤツらの正体も別に綺麗なわけでもなくて、多分に【持たざる者】側のレイヤー達の嫉妬や妬みも含んでるんですよね。それは単純に一般化や理論化できない、もっと個人的でドロドロの汚い感情とかが入り混じっているんですが、そこも非常に上手く汲み取れていて素晴らしいなと思った。

あと「コスプレバトルマンガ」とか「少年ジャンプしてる」みたいな前評判は聞いてて、だから「わたしの戦闘力(フォロワー数)は53万です。」みたいな事言い出すと思ってたんですけど、個人的にはそれよりも今流行りの芸大受験系の漫画やアート漫画の系譜を感じました。

青春がメインテーマで、そこにお色気を加えた感じにはなっているんですけど…バトルに関しては、確かに囲みバトル…みたいな展開にはなるんですけど、実はこの勝敗ストーリー上にはあんまり絡んでこないしコスプレ天下一武道会みたいなのもなくて…そこはまぁ実際に読んで欲しいんですけど、
外側(敵)よりも内側(仲間)との人間関係を描いていて、どちらかというと彼らがバトルに挑む決意の話、「なぜコスプレをするのか?」ひいてはアートや二次創作、芸術活動とは何たるかの言及が凄まじく丁寧で、ここが読み応えのある重厚なベース音になっています。

確かにキラキラの青春マンガなんですけど…大人向けのクリエイティブ系お仕事マンガでもあるんですよね。個人的には広告のビジネス的な側面とアート的な側面を扱ってた「左ききのエレン」とかのが近い気がして、こっち好きな人に刺さる気がします。

コスプレのクリエイティブな側面と消費型趣味である側面をもつコスプレならではの葛藤をきちんと理解して描いてて、その根源であるアートに対してしっかり深く掘り下げている。美大の話とかチャート式(大学を数学受験する人の参考書)の話とかもしてるし、恐らく作者さんはアーティストである事に加えて大学かどっかで学問として芸術を学んでいたんじゃないかなと思います。

というか、絶対全部拾いきれてないんですけど、往年のジャンプ名作やゲームのパロディが多くて…それだけでも楽しい。どれだけオタクなんだって感じだし、もちろんストーリー用にウソをついている部分もあるんだけど、コスプレ文化に対する勉強も凄まじくて、多分知識量はコスプレ題材漫画の中で一番だと思う…。何でウィッグにアラビックヤマト塗って顔につけるみたいなコスプレイヤー界の示準化石みたいな文化知ってるの…。

ただし、その分すごく狭い人(コスプレしてた人)にしか伝わらない事を言うと、1話で女の子がカート引いてるシーン…そこで「あっ、これもうコスプレネタだ。」ってなるので共感性羞恥が半端なくヤバいです。ジャンプラで読んだ時は正直ここでブラウザ閉じました。もう読めないと思いました。
僕はここでブラウザ閉じて数年間封印してました(笑)、…んでいまがその数年後です。

加えて最初はお色気で引こうとしてたのか、短期連載のつもりだったのか…正直1~2巻はシンプルなお色気漫画なので…面白くない訳じゃないんだけどここで離れた人も多いんじゃないかなと思うんだけど、3巻からむっちゃ面白いので読み進めてみて下さい。

…という訳でオススメ漫画です。

―2024年9月10日追記

これ恐らく2期のテーマとなるので多くは語らないのだけど、
二次創作をしている人間なら誰しもが陥る課題のひとつとして。「創作と二次創作の境目。その中で作家としての自分を出すのはどこまで許されるか」という課題があると思います。
そこ(原作)に近づけば評価は高まるのに、自分をゼロにしちゃうとそれはもう元の原作に収束する訳だし、他者と関わる趣味である以上は他人からの評価から自由でいられないんだよね。
(一切他人と関わらずに家で引きこもって遊ぶこともできるけど、それはまた別ジャンルな気がします)

コスプレの場合はこれに近い課題として「2次元と3次元の境目」っていうのがあります。
コスプレしてない人にめっちゃ分かりやすい例を言うと、遊戯王やドラゴンボールのコスプレをするときの髪型再現、名探偵コナンの蘭姉ちゃんの「ツノ」とかですね。ゼラチンとかノリとか使って完全再現する人もいれば、もし3次元にいたらこういう髪型だろうな~というところまで落とし込む人までいます。
こういう主張ってメイクや写真や髪の色、ひいては所作などにも表れていて、これどっちが正しいというのではなくどっちが好きかって話なんですですよね。

二次創作をやる事の意味や意義についてキャラクター達がアンサーを出すのが恐らく2期でやる合宿会なんだけど。ここにきて読者はある名セリフと共に「(タイトルの)2.5次元ってそういう事かー!!」に至るんですけど、いやまぁ、ここの名セリフとタイトルの伏線回収がまぁほんと天才的なんですよ。

コスプレ界では漫画の753ちゃんみたいなレイヤーへの反発とか嫉妬として、
一時期「完コス」とか「コスプレ愛」なんて言葉が流行ってたんですが…納得できる反面で少しだけ感じてたモヤモヤも上手く言語化されていて、尚且つ青春ストーリーに落とし込んでるのが見事なので、
良かったら観て下さい。

アニメの最終回終わったら多分また追記します。

たまにSNSでAI作成画像とかアップしてるので立場表明とか自己弁護的な文章

某ハンバーガー屋さんののツイッター好きすぎて、プロモーションでみるんじゃなくてわざわざフォローしているくらいなんだけどAI動画が叩かれてるのは個人的に少し残念だなぁ…とは思う。
いやまぁ、いわゆるブキミの谷を越えられていないっていうのは理解できるんですけどね( ◜▿◝ )
でも…

ただ彼らのツイートを好んでみてた人間から少しだけ言わせてもらうと、彼らってきっとアーティストの事をすごく大切にしていて…広告の後の追加ツイートでわざわざアーティストさんのアカウント紹介とかやってるんですよ。だから多分これ…普通の企業みたいにアーティストに支払う費用をケチってAIで済まそう発想じゃないと思うんですよね。

AIについて色々言われている昨今、彼らほどの資金力があったら手描きのイラストレーターに問題なく依頼・確保できるし、今日の炎上リスク考えたらリスクの少ないそっちの方を選ぶのが当然だと思うんですよ。そこを敢えてAIアーティストに依頼したっていう事に対して僕はむしろ彼らのアートを発展させ、尚且つ芸術家(アーティスト)を保護していこうって気概…っていうかある種の挑戦を感じたんですよね。個人的に…個人的に…(※大事なことなので2回略)

余談ですが、正直私自身はオタクでもあるけどエンジニアでもあるんで、こういう技術はワクワクしちゃうし試したくなってしまう性格だし実際に試しています。
わたしはこの手のAI問題に関しては「アート」にとってどうなのかと「アーティスト」にとってどうなのか、加えて「決められたルールを守る」という規則と「AIそれ自体」の倫理を分けて考えるのがベターだと思っています。

まず「アート」にとってAIは有用かどうかというのは議論があると思うけど、少なくとも新しく出てきた技術や知識は取り入れていく方が自然だと思っています。AIを利用したアート活動は今までの安定を脅かす位に大きな荒波だというのはその通りだと思いますが、でもこういう芸術の流れを大きく変えるパラダイムシフトは過去に無かったかといえば…「ルネサンス」「写真の誕生」や「資本主義の誕生」、「大量生産・大量消費時代を迎えた後に資本主義を受け入れたポップアートの誕生」とかがあると思います。その放置をよしとしたい訳ではなくて、その流れを崩さない程度に今までの「アート」を保護する仕組み、「アート」の多様性を保護する仕組みは当然あっていいと思います。でもでも、当局や法律の介入はその自然な流れを崩さない限度であるべきだと思います。個人的には「AIをどう倒すか」じゃなくて「従来のアートの多様性をどう保護していくか」を考えるべきだと思う。

そして次に「アーティスト」にとってAIは有用かについてですが、これは現状ネガティブな面が多いと思う。この日本という資本主義社会の中で「アーティスト」は自身の食い扶持を確保するために自身のアートを貨幣に変換する必要があると思うけど、AIの急速な発展はアーティストの持つアートの貨幣価値を急速に下げる危険性があり、彼らを守るため、彼らが生活できるようにするため、彼らが安心して活動できるようにするため、もっと言うと彼らのモチベーション維持のための政策は急務だと思います。

続いてルールについて、これは言い換えると「競争のルール」であったり「悪いヤツをどうするか」だと思うんですけど、現行の国内の著作権法は明らかにAIを想定していないと思うので、変更していく必要はあると思います。その辺は法律家さんに一生懸命頑張って欲しいんだけど、大原則は「疑わしきは罰せず」かなぁ…とは思う。「悪いヤツを捕まえられる利益、悪いことをしていない人が被害を被る”可能性”」と「悪い事してない人が冤罪を被る不利益」を天秤にかけて優先されるのは後者だと思います。
これはあくまで両者を天秤にかけたら…という話で、蔑ろにしていいとは決して思ってはいません。
でも…いわゆる善意悪意っていう法律の原則についてですけど、検索エンジンとかAIがロボットで絨毯爆撃網羅的に食べ放題して出力した結果が仮に「悪意なし」ってなるなら法律に明るくないわたしからすると若干不公平感あるな~と思う。「問題に無関心な方が有利」というのは法律の良くないところだな…と思います。

後は「AIは一瞬で作れるからズルい」みたいな感情とか「人間は考えることまでAIに委ねていいのか」みたいな話はとても難しいんだけど…例えばなんだけど、学習がどこまで許されるのかという議論を棚上げにしても確実に許される範囲で作られている学習モデルあるし、実際にわたしもLoRA作ったことあるんですけど…これ人が絵を勉強する工程とあんまり工程変わらないんですよね。この学習元は自分で3Dモデリングしたキャラクターデータなので、少なくともこのLoRA自体には何ら問題ないと思ってます。一方でいま困っているアーティストさんの意見、彼らがどうやってイラストを学んできたかなんかもきくべきだと思うんですね。
これは色んな対立で言われている事ですけど、やっぱりこういうゴダゴダの原因はやっぱり「無理解」なんですよね。
加えて、後手に回らざるを得なくて今まさに困っている人を助けるのが難しいというのは法律やルールの大きなデメリットだとは思いますが、
このデメリットを最小限にする手段はどちらか一方ではなく、お互いがお互いを理解する姿勢と勉強の継続だと思います。
やっぱりこの辺解決するには勉強しかないのかな~って思います。
今日も勉強…(:3 」∠ )

お正月に彼女を作った話(Blenderで)

彼女作りました!!!!
………
……
…Blenderで!!

自粛期間中に彼女いなくて(というか人間の話し相手がいなくて)孤独死しそうだったので正月休みを利用して彼女を作ってみました。

という訳で、明確な目的もなくふんわりとモデリングしたい!、バ美肉おじさんしたい…と思ってる方向けのメモと自分用の忘備録(Blender編)です。

↓自分はこんな感じ↓
・3Dなにそれわかんない。VRなにそれわかんない。
・でもパソコンは毎日さわってる(へっぽこのフロントエンドエンジニアでJSとかPHPは少しだけいじる、Adobeのソフトとはお友達)、バグの潰し方のセオリーとか、グラフィック系ソフトのUIとか基本操作は良くも悪くも直感でそれなりに予想がつく(当たってるかは別)。

特に着地点がなかったんで…なにから始めればいいか迷いました。
強いて言うならFaceRigに移植もできて生放送でおしゃべりもできる、気が向いたらVRChatやclusterでも遊べる。MMDでも踊れる。シーンを撮影してAfterEffectsとか作った自作映像(音楽PV)にも女優として出演させられる…みたいな、うん強欲。いきなりは無理でした。

【参考にした動画①】

みんな言ってるけどやっぱりワニさん。親切で分かりやすい。
何が分からないかも分からない人には本当におすすめです…道案内の説明が面白い。本当に道案内してくれる人も悪くないんだけどね(笑)
ワニさんの解説聞くためだけにBlender2.8をダウンロードしてもいいんじゃないかって位。ただ未完なのとトポロジーを意識するのはもうちょっと後になってからでもいいんじゃないって方針なので後で絶対作り直すことになると思います。
ただしどんなにいい参考書に出会っても、多分はじめてつくると面の向きは無茶苦茶だし、知らん間に三角ポリゴン量産してるし、絶対作り直す事になる(2回言った)から最初はあんまりこだわり過ぎなくていいと個人的には思います…。僕も割と完璧主義って言うか、習作作る時間勿体ないから最初っから本番やろうって思って「急がば回れ」しちゃう性格なんですが、モデリングに関しては特にやめておいた方がいいと思います。
あとで存在に気付いたんだけどVRChat用のアバター制作指南動画の方が新しいのでそちらの方がいいと思います。

【参考にした動画②】

この方すごい分かりやすいです。トポロジーを意識して解説して頂けるので失敗もしないと思う。個人的にはワニさんみながら習作作ってこの方の動画を見ながら本腰を入れて作っていく…ってやり方がベストだと思いました。
Eラインとか骨格の比率とかも意識していてすごく勉強になったけど、アニメっぽい感じにしたい場合はあとで法線を調整していく必要があるかも。
あと他のパーツに比べると髪の毛の作り方は色々なやり方があるっぽくて、そこは色々な方の動画を見比べてみてもいいかも。僕は髪の毛をカーブから作っていく方法が難しくて、結局平面からゴリゴリ作りました。
シェーディングに関してはグラフィックソフト持ってない方向けにBlenderで完結するように説明してくれているのですが、フォトショくらいなら持ってるよとか後でUnityに移植させるよって方はテクスチャで作っていった方がいいと思います。
そしてこの方も今は最新の9.1版で指南動画を作成されてます。でも今年からなので作業スピードによっては昔のヤツを参考にして行った方がいいかも。

【その他】
Blender自体は割とスペック低いPCでもなんとかなりそう。
でもVRChatとかclusterに行きたい人はむしろヤツらの要求するレベルの方が結構高いので気を付けて下さい。我のパソコン、腐ってもクオドロぞと思って心配していなかったら、OculusLinkに「お前のPCスペック低い」って怒られたのでグラボ買い換えました(事前に調べてない私が悪いよ)。2~3年くらい前の装備だとダメかもしれないからチェックしておいた方がいいです。

最後に、色んな方の動画を見て初心者のうちは三角ポリゴンや多角形ポリゴンは気にしなくていいよって方も多かったんですが、個人的には初心者こそ三角ポリゴン許すまじの精神の方がいいかな…と思いました。
理由はモディファイアー変形とか適用できなくなったりして詰むからです。(上級者はそれこそ回避策が色々あるんだと思うんですが…)
完成間近のデータから三角ポリゴン捜索の旅に出る必要に迫られる可能性アリです。あと、やっぱシュリンクラップとかで綺麗にいかなくて原因探してるとやっぱりお前かーってなる。
加えて、初心者こそ推敲を重ねたいのでモディファイアー適用するのをペンディングしたくなると思うんですが、例えばVRChatとかのリップモーションを作成する際にシェイプキーというのをつくる事になると思いますがこのシェイプキー作成後はモディファイアーを適用できなくなるので注意です。僕これに気付いたときマジで白目になりました。
※ただし「ApplyModifier」というモディファイアーを適用できるようになるアドオンがあるので救われました。僕は今のところこれに頼ってます。

【箇条書きでごめんなさいですが、私のここでつまずきましたシリーズ】
Blender歴1か月なので間違えてたり解決方法がスマートじゃなかったりですが…邪魔にならず参考になったら嬉しいです。間違えてたら消したり直したりするから教えて…。
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メッシュの追加ができない…!
→「オブジェクトモード」になってない可能性があるかも。Blenderはどのモードにしているかってのがとても大事…参考動画とかみてて「できねぇ!」ってなったらまずどのモードかをみてみて下さい。Crl+Jでの結合とかもオブジェクトモード。

選択肢てない頂点が動いちゃう…!
→プロポーショナル編集のマル(範囲)が画面から視認できないくらいデカくなってる可能性あります。

ミラーモディファイアーがうまく行かない…!
→多分オブジェクトの原点設定(ちっちゃいオレンジの点)。
原点設定の変更の仕方毎回忘れる…。

ナイフツールが使えない…!
→もしミラーモディファイアー使ってたら反対側を編集してみて下さい。僕はいつも右側を操作してたんですけどモデルを反転させた(後ろからみた)状態で「切れねーなー…」って数時間悩んでました。
裏返したら左右逆になるよね!、当たり前だよね!、数時間気付かなかった(笑)

リボンとか靴ひもとか髪の毛が結合できない…!
→カーブをメッシュ化してないかも(メッシュ化しないと結合できない)。

UV展開図の操作がうまく行かない…!
→リンクの解除(左上の矢印2つのリンクマーク)しなくちゃ連動しちゃう

UV展開図が出力できない…!
→選択(オレンジに光るように)しないと出力されない。

ボーンの起点がおかしい…!
→これもオブジェクトの原点。

「Rigid Bodies Tools」アドオンで「KeyError:’bpy_prop_collection[key]」のエラー
→「プリファレンス」から「インターフェイスの翻訳の新規データ」のチェックをはずすと解決するらしいです。

グラフエディタのモディファイアタブ
グラフを選択しないと出てこない。

シェイプキー結合
同一オブジェクトでないと無理。
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シェーディングは感覚でやったんですけど、メイク知ってるのと知らないので差が大きいかも。アイシャドウの塗り方とか…目のてっぺんに白入れると目が大きく見えるとか、リップのツヤの出し方とか。
僕、昔コスプレやってたんですけどその無駄な経験がまさか役に立つとは思わなかった…塞翁が馬。この辺は普段メイクしている方はすんなりかも。
ただ、この後にデータをUnityに移植したのですが、美少女作りたい人はシェーディングはUnity(というかUnityちゃんトゥーンシェーダー)でやった方が面白いかも。いや…自分はまだ意味わかってないんですが。

今のところUnityへの移植も終わっていて、今度まとまった休みができたらボーンをMMD用に改造したいなと思ってます。

Blender面白いよ…!!
Blenderで彼女作って正月休みで遊ぼうとしたら作る段階でとっくに正月休み終わっちゃいましたけどね(´◔౪◔)
今月はちゃんと仕事しないと…