オーバーロード:アニメ途中感想

「オーバーロード」が面白くてイッキ見してしまった。最初はSAO(ソードアート・オンライン)とかログホラみたいな話?って思ったんだけど、誤解を恐れず言えばこっちの方がよりファンタジー。ここで言うファンタジーは童話的というよりも逃避的という意味で捉えて欲しいんだけど、ファンタジーの基本っていうのは【逃避の世界】で“いじめられっ子が本を開いたらそこに待っていた世界は…”みたいのが定石だと思うんだけど、この側面では現実世界と密接にリンクしている…、文字通りゲーム世界が現実世界の生殺与奪まで握っているSAOと違ってオーバーロードは(今のところ)現実とゲームは切り離されていて「現実世界に戻らなきゃ!」みたいな【生への本能】とか焦燥感で動くキリト君みたいなイケメンに比べると、
オーバーロードの主人公はデストルドーがより強くより逃避的で退廃的でまさしくファンタジー的。オーバーロードがこの後どう現実世界や他のプレイヤーとリンクしていくのかは分からないけど、“現実世界ではパッとしなかった主人公がゲームを開いたらそこに待っていた世界は…というスキームは濃厚なファンタジーで、「剣や魔法」という古典的なファンタジーのキーワードに代わる「アンデッドとか魔王」みたいなファンタジーのキーワードは厨二病全開な俺らのワクワク感を倍加させる。

女の子にモテないどころか何もかもがパッとしない俺みたいなイジメられっ子としてはまさに「いやホント、こういうファンタジー作品を待ってました!!!!」という感じのオリジナリティの非常に高い作品で「このストーリー最近よくあるよね」って観るの止めた人はぜひオススメしたいです。